Doctor's Column / 院長のコラム
HbA1Cの測定法
“数日前に健康診断でHbA1Cを測定したのですが、ここで測った数値より低かった。”
時々、そうおっしゃる患者さんがおられます。
血糖コントロールの評価をするのに大事な検査HbA1Cですが、検査方法は一つではありません。同じHbA1C検査ですので、どこで測っても同じ結果のはずですが、実際は検査方法によって差があります。
当クリニックはHPLC法を採用しています
測定法は、HPLC法・免疫法・酵素法とありますが、HPLC法が、世界の主要な臨床研究で標準とされる極めて一般的な測定法で 、免疫法や酵素法に比べ正確性が高いと言われています。 酵素法は、自動分析装置で一度に大量の人数の測定が可能で、健診機関で使用されることがあるようですが、検体の状況(採血からの時間経過による検体の劣化など)によっては、若干低値を示すことがあるようです。免疫法もHPLC法と比較してわずかな測定誤差(+-0.2~0.3%)がでることがあるようです 。
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執筆者

多森 芳樹 (医学博士)
たもり内科クリニック 院長
経歴
- 1984年 愛媛大学医学部卒
- 愛媛大学付属病院第一外科入局
- 1990年 日産自動車(株)コンサルティングドクター
- 1994年 ブリヂストン東京診療所
- 2009年 たもり内科クリニック院長(現職)
所属・資格等
- 立川医師会 会員
- 日本外科学会 会員
- 日本糖尿病学会 会員
- 日本生活習慣病学会 会員
- 日本糖尿病協会 療養指導医
- 日本外科学会 認定医
- 日本医師会 認定産業医
- 日本医師会 認定健康スポーツ医
- 西東京臨床糖尿病研究会 評議員